2016年10月2日日曜日

Hamilton - Take A Break

イライザ:
アン ドゥ トロワ
カトル サンク シス
セット ユイット ヌフ

フィリップ:
アン ドゥ トロワ
カトル サンク シス
セット ユイット ヌフ

イライザ:
そうよ!
アン ドゥ トロワ
カトル サンク シス
セット ユイット ヌフ

フィリップ:
アン ドゥ トロワ
カトル サンク シス
セット ユイット ヌフ

イライザ:
セット ユイット ヌフ──
セット ユイット ヌフ──

フィリップ:
セット ユイット ヌフ──
セット ユイット ヌフ──

イライザ、フィリップ:
1 2 3 4 5 6 7 8 9!


ハミルトン:
親愛なるアンジェリカ
「明日、また明日、そして明日と 日々はゆっくりと忍び寄ってくる」
君は題名を言わずとも分かるだろうね
この引用元、僕とはまた違うひとりのスコットランド人の悲劇を
連中は僕をマクベスだと思ってる
彼らにしてみれば僕の抱く野望こそが愚行で
僕の博識ぶりは奴らにとっては 痛烈にやっかいなもんなんだ
マディソンはバンクォウ、ジェファーソンがマクダフ
バーナムの森たる議会は まさにダンシネイン城へ向かっているところだ

ハミルトン、アンジェリカ:
そして あなたは海の向こうにいる
どうしてそばにいられないんだろう?
会いたいという気持ちがようやく落ち着いても
次の手紙が届いて
すぐにまたあなたのことを考えてしまう…

イライザ:
休憩の時間よ

ハミルトン:
すぐに行くよ

イライザ:
夕食の前に ちょっとしたサプライズがあるの
ねえすぐに来て

ハミルトン:
うん、あとちょっとで切り上げるから
食事はとっておいてくれ

イライザ:
アレクサンダー

ハミルトン:
わかった、わかった、いま行くよ

イライザ:
あなたの息子は今日で9つになるのよ
お披露目したいことがあるんですって
ずっと練習してたの
さあフィリップ、見せてあげて──

フィリップ:
ねえパパ、いくよ──
僕はフィリップ
僕は詩を書く
この詩も 聞かせたかったんだ早く
僕は 今日でようやく9歳
韻を踏ませりゃ誰にも負けない

ハミルトン:
すごいな!

フィリップ:
ママに習うよ フランス語にピアノと
妹はいるけどつぎ欲しいのは弟
パパが取り組む ナショナル・バンク
アン ドゥ トロワ カトル サンク!

ハミルトン:
ブラボー!

イライザ:
休憩しましょ

ハミルトン:
僕らの息子は大したもんだな

イライザ:
夏のあいだ 一緒にゆっくり過ごしましょう
アップステートで

ハミルトン:
イライザ、課題が山積みなんだよ

イライザ:
父の家に滞在できるわ
素敵な湖があるの

ハミルトン:
わかってるよ

イライザ:
近くの公園に

ハミルトン:
僕だって行きたいんだよ

イライザ:
夜になったら二人で 一緒に行けるわ

ハミルトン:
なんとか時間を作ってみるよ


アンジェリカ:
親愛なるアレクサンダー
なんとかジェファーソンを懐柔しなくちゃ
話し合って歩み寄るの 合意できるまで諦めちゃダメよ
忘れないで あなたの大好きな義姉が
海の向こうでいつだってあなたを応援してるわ
2週間前に届いた手紙でね ひとつ気づいたことがあったの
言葉の途中にあなた コンマを入れたでしょ
意味が変わっちゃうのに わざとやったの?
たったそれだけのことが 今は気になって仕方ないわ

ハミルトン、アンジェリカ:
「親愛なるアンジェリカ(my dearest Angelica)」

アンジェリカ:
そう書くところをあなたは 間にコンマを入れて
「最愛の人、アンジェリカ(my dearest, Angelica)」って
まあいいわ 本題はね
私 この夏はアメリカに帰ることにしたの
妹が誘ってくれたから
アップステートで あなたたち一家と一緒に過ごせるわ
あなたが忙しいのも 仕事がとても大事なのもわかってるけれど
私は海を渡って行くのよ とても待ち遠しいわ

ハミルトン、アンジェリカ:
海の向こうなんかじゃない
すぐそばにいられる…

イライザ:
アレクサンダー、降りてきて
今日アンジェリカが到着するのよ!


イライザ:
アンジェリカ!

アンジェリカ:
イライザ!

ハミルトン:
スカイラー姉妹だ!

アンジェリカ:
アレクサンダー

ハミルトン:
やあ

アンジェリカ:
会えて嬉しいわ

イライザ:
アンジェリカ この人に言ってあげて
あなたの夫のジョン・アダムズは 夏の休暇を家族と過ごすんだって

ハミルトン:
アンジェリカ 僕の妻に言ってあげてくれよ
君の夫のジョン・アダムズは 仕事らしい仕事をしてないんだって

アンジェリカ:
…まさか あなた来ないつもりなの?

ハミルトン:
残念ながら 一緒にアップステートには行けそうにない

アンジェリカ:
アレクサンダー、私ははるばる会いに来たのよ

イライザ:
遠いところを来てくれたのに──

アンジェリカ:
はるばる──

イライザ、アンジェリカ:
休暇をとりましょうよ

ハミルトン:
僕の案を議会に通さなくちゃならないんだ

イライザ、アンジェリカ:
夏のあいだ 一緒にゆっくり過ごしましょう
アップステートで

ハミルトン:
議会の承認を得られなきゃ 僕はこの職を失ってしまうよ

イライザ、アンジェリカ:
みんなで父の家に滞在できるわ

イライザ:
素敵な湖があるの
近くの公園に
二人で 一緒に行けるわ
休暇をとって ゆっくりしましょう

アンジェリカ:
あなたがいなきゃつまらないわ
勇気をしぼりだすのよ
イライザの言うとおりよ
少しは休まなきゃ
夏のあいだ 一緒にゆっくり過ごしましょう
アップステートで

イライザ:
アップステートで
一緒に過ごせるわ

アンジェリカ:
みんなで父の家に滞在できるわ
時間をかければ ちゃんと成功するわよ

イライザ:
ねえ見て
今を生きていることが どれほど恵まれているか

アンジェリカ:
目をつむって夢見るの
夜になったら

イライザ:
夜になったら二人で一緒に行けるわ

イライザ、アンジェリカ:
休暇をとりましょうよ

ハミルトン:
この政策を議会に通さなくちゃいけないんだ
議会の承認を得るまで 足を止めるわけにはいかないんだ

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