2016年10月1日土曜日

Hamilton - Helpless

イライザ:
ああ 誓うわ
ねえ あなたに私
どうしようもなく夢中なの!
あなたの眼を見つめるだけで
何でもできる気がする
どうしようもなく夢中よ!
ノックアウトされちゃって
その瞳に溺れそう

私これまでずっと
人の注目を浴びたがるようなタイプじゃなかったのよ
革命軍人さんたちと騒いでいたパーティの夜
姉がみんなを魅了するのを笑って眺めてた
そしたらあなたがやってきて 私のハートが「ドキ!」って鳴ったの
広間の反対側から どうにかあなたの目を引きたかった
みんな踊って 音楽も最高に盛り上がってる
お酒と食事を楽しみながら リズムに合わせて体を揺らして
姉をつかまえて「ねえあの人、とらないでね」って囁いたわ

姉はあなたの方へ歩いて行って
私は「何するつもり?」って気が気じゃなかった
姉があなたの腕を掴んだとき
「終わりだわ」って思ったの
すると あなたが私を見返して
そしたらもう どうしようもなかった!

あなたの眼を見つめるだけで
何でもできる気がする
どうしようもなく夢中よ!
ノックアウトされちゃって
その瞳に溺れそう

あなたに夢中なの
本当に夢中よ

ノックアウトされちゃったわ
その瞳に溺れるしかない


ハミルトン:
どこへ連れて行くつもりだい?

アンジェリカ:
あなたの人生を変えてあげる

ハミルトン:
そういうことなら 全てお任せしよう

イライザ:
エリザベス・スカイラーです
お会いできて光栄ですわ

ハミルトン:
スカイラー?

アンジェリカ:
私の妹よ

イライザ:
国のために戦って頂いてありがとうございます

ハミルトン:
戦争に出ることであなたと出会えたのなら
その甲斐はありました

アンジェリカ:
あとはごゆっくりどうぞ


イライザ:
一週間後 私は毎晩のように手紙を書いてる
あなたから手紙が届くたびに
私の人生はより素晴らしくなるわ
姉がハレムを作ろうなんて言うから笑っちゃった

アンジェリカ:
だって、私のことを本当に愛してるなら
シェアしてくれてもいいでしょ

イライザ:
冗談!
二週間後 リビングでソワソワしてる
しかつめらしい顔の父に
あなたは許しを請おうとしてる
お酒を飲んで食事する間も
内心 気が気じゃなかったわ
泣きそうになるのを我慢する
だって あなたに出来ないことなんて
ないはずなんだもの
父があなたの元に向かって
一瞬「もうダメかも」って思ったわ
すると父はあなたと握手して
「誠実であるように」って
あなたは笑顔で私のほうを振りむいて
そしたらもう どうしようもなかった!

あなたの眼を見つめるだけで
何でもできる気がする
どうしようもなく夢中よ!
ノックアウトされちゃって
その瞳に溺れそう

彼は私のもの
私の愛する人なの!

あなたの眼を見つめるだけで
何でもできる気がする
どうしようもなく夢中よ!
ノックアウトされちゃって
その瞳に溺れそう

ハミルトン:
イライザ、僕にはなんの財力もない
土地も 地位も 名声だって持っちゃいないよ
あるのはただ 名誉と 苦痛への耐性に
ちょっとした学位と 最高の頭脳
夢みたいだ 君の家族は僕の新しい側面を引き出してくれる
ペギーは僕と仲良くしてくれるし
アンジェリカは僕を味見しようとしてる
安心して、僕の君への愛は絶対だよ
ハーレムに小さな家を買って 一緒に暮らそう
僕は子供の頃から 家族がいなかった
父に捨てられ 母が死んで ひどい育ち方をしたよ
でも あの母の顔を忘れることはないだろう
あれは幻なんかじゃなかった
イライザ 僕の命がある限り
誓うよ 二度と君がつらい思いをすることはない


ああ 誓うわ
ねえ あなたに私
どうしようもなく夢中なの!
あなたの眼を見つめるだけで
何でもできる気がする
どうしようもなく夢中よ!
ノックアウトされちゃって
その瞳に溺れそう

ハミルトン:
イライザがいてくれれば
僕はもう大丈夫

女性たち:
ニューヨークで新たな人生を
ニューヨークで新たな人生を
ニューヨークで新たな人生を…

イライザ:
どうしようもなく夢中よ…

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