レイノルズ・パンフレットだって
ジェファーソン、マディソン、アンジェリカ:
これ 読んだ?
バー、ジェファーソン、マディソン:
アレクサンダー・ハミルトンが
人妻とのお熱い不倫のこと
全てここに書いて公表してる
マディソン:
ハイライトだ!
ハミルトン、ジェファーソン:
「私に向けられた嫌疑は
ジェームズ・レイノルズという人物との
関わりにまつわるものである
私は彼の不正な資金利用に携わったという
疑いをかけられているが
私の実際の罪は
彼の妻との不貞行為にある
この関係は 夫である彼の了承のもと
しばらく続けられた」
マディソン、バー、ジェファーソン:
わお!
ハミルトン、ジェファーソン、マディソン:
「私は彼女と頻繁に密会を重ねた
逢瀬は主に私の邸宅で」
バー:
自宅で!
マディソン:
自宅で!
うわあ!
ハミルトン、ジェファーソン:
「ハミルトン夫人が子供達を連れて
実家の義父のもとを訪れている間に行われた」
マディソン、バー:
ひどいな…
最低!
マディソン、バー:
なあこれ 読んだか?
ジェファーソン:
これでこの先 奴が大統領になる望みは消えたな
マディソン、バー:
もう大統領にはなれないぞ
ジェファーソン:
奴が大統領になる日は来ない
マディソン、バー:
もう大統領にはなれないぞ
ジェファーソン:
奴が大統領になる日は来ない
マディソン、バー:
もう大統領にはなれないぞ
ジェファーソン:
これで心配事がひとつ減った
ジェファーソン、マディソン、バー:
心配事がひとつ減った!
アンジェリカ:
知らせを受けて急いで来たの
ジェファーソン:
何だって!?
ハミルトン:
アンジェリカ──
はるばるロンドンから!?
すげぇな
ハミルトン:
アンジェリカ、よかった
僕のことを分かってくれる味方が
ひとりいるだけで
アンジェリカ:
あなたのために来たんじゃないわ
アンサンブル:
あいたた!
アンジェリカ:
妹のことは私 自分のことのようにわかるの
あんなに優しくて 誠実な子は他にいないわ
私はこの世のなによりも妹のことを愛してる
自分よりあの子の幸せが私にとっては大事なのよ
私たちの友情はもう関係ない
私はあくまであの子の味方よ
あなたは満ち足りることを知らない人だった
ご自分の選択にいま満足してることを願うわ
ジェファーソン、マディソン、バー:
これでもう大統領にはなれないぞ
これでもう大統領にはなれないぞ
これでもう大統領にはなれないぞ
これで心配事がひとつ減った
心配事がひとつ減った
まあでも
少なくとも金に関して不正はなかったわけだ!
ハミルトン:
少なくとも金に関してはクリーンだったんだ!
アンサンブル:
これで心配事がひとつ減った
レイノルズ・パンフレット
ジェファーソン、マディソン、バー:
なあこれ 読んだか?
あんなふうに自分で身を滅ぼすやつ 見たことあるか?
彼の奥さんもかわいそうに
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