2015年1月5日月曜日

Matilda the Musical - Naughty


ジャックとジルは バケツにいっぱい
水を汲みに丘を上ったんだって
立て続いた転倒は不可避の事故
決められた筋書きは変えられなかった
哀れな物語の被害者たち

ロミオとジュリエットの悲劇も
出会う前から星にさだめられてた
愛と運命と 少しの愚かさが
ハッピーエンドの望みを奪ってしまった
結末は往々にして血なまぐさいもの
でも なんで変えようとしなかったんだろう
そりゃ言いつけどおりにしなさいって 言われるけれど
たまには悪い子にだってならなきゃ

人生はいつもフェアじゃないからって
笑顔で我慢する必要なんてない
苦難にただただ耐えるだけじゃ
何も変わらないもの
小さくたって出来ることは沢山ある
小さいなんてちっぽけなこと 障害と思っちゃダメなの
黙って踏みつけられているんじゃ
それでいいんだと言ってるようなもの

でもそんなの間違ってる
間違っているのなら
それは正さなくちゃ


『プラチナブロンド 強力脱色剤
幼児の手の届かないところに保管してください』…フム

『スミレオイル 男性用ヘアトニック』…よし


抜け落ちたネジに潜むのは 小さな反逆心
床板の隙間にまかれた 闘争の種
羽ばたきひとつでも 嵐は巻き起こせる
ちっちゃなダニだって 強烈な一刺しを繰り出すわ

秒針がチクタク動いて 一日が始まるように
鍵をカチっと回して 逃走が幕開けるように
自分の物語で立ち往生しちゃって
出口が見つからなくても
泣かなくていい 叫ぶことなんてない

だって小さくたって出来ることは沢山あるんだから
小さいなんてちっぽけなこと 障害と思っちゃダメなの
黙って踏みつけられているんじゃ
何も変わらないもの
人生はいつもフェアじゃないからって
笑顔で我慢する必要なんてない
苦難にただただ耐えるだけじゃ
それでいいんだと言ってるようなもの
でもそんなの間違ってるでしょ
間違っているのなら
それは正さなくちゃ

でもほかの誰も 私のために正してなんてくれないわ
私の物語は 私にしか変えられないんだから
たまには悪い子にだってならなきゃ

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