2015年1月5日月曜日

Matilda the Musical - Hammer


ミス・ハニー:
私が思うに マチルダ・ワームウッドという生徒は
そのルールの例外とするべきではないかと思うんです

トランチブル:
例外、ですって?
私のこの学校で?

ずらりと並ぶ あのトロフィーをご覧なさい
陽光に照らされ あれらが光り輝くさまを
1969年ハンマー投イギリスチャンピオンになるために
私がどれだけの努力をしたとお思い?

お前は 私があの大舞台で自分の出番を迎えたとき
ルールを軽んじたと思うのかい?
まったく ありえない!

円に向かって歩きながら 私はプランを変えた?
え? どうなんだい?
掌にチョークをつけながら 観衆に手を振った?
まさかするわけがない!
回転を始めながら 景色を楽しんだ?
ちょっとでも呆けて 空想にふけった?
回転でよろけて あわてて修正したと思うのかい?
意図した仰角からの変更をゆるしたと?
ハンマーを放つ瞬間のかけ声を
長い歳月の練習であげてきたかけ声から変えた?
いいや僅かなりとも 揺らぎはしなかったさ
投擲の仔細に至るまで 忘却も修正もゆるさなかった
ハンマーが私の手を離れて 空高くスタンド上空へ舞い上がる瞬間も
この私が 我を失うことがあったとお思いかい?
ノーノーノーノーノーノーノー…ノー

ハンマー投の代表選手になりたいなら
いつも円の内側にいなくちゃいけないの
チームを育て上げるなら
うぬぼれも幸せも無用です
ただその両足を ラインの内側にしまっておけば良い

子供たち 歌いなさい! ニ、サン、シ

ハンマー投の代表選手になりたいなら
(子供達は虫けら)
いつも円の内側にいなくちゃいけない
(円だ 虫けら 虫けらよ)
成功を教えたいなら
同情も優しさも不要
いやしい奴らに ラインを超えないよう教えるのです!

歌うのよ ジェニー! ニ、サン、シ

ハンマー投の代表選手になりたいなら
(子供達よ 勝利するのだ 虫けらよ)
いつも円の内側にいなくちゃいけない
(円こそが 神 神なのだ)
ハンマー投にも 学校にも
ただ一つのルールを適用すればいい

人生は球みたいなもの 投げ方を学ぶのです
円線を見つけて 守れば良い
そしてその両足を 常にラインの内側に仕舞っておきなさい

さあ出てお行き

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