ジャニス：
ピンク色に騙されたらダメ
あいつは人形遊びしてるわけじゃない
廊下を練り歩きながら
狩りのスリルを求めてるの
学校中の誰もが
あの女の視線を気にしてる
彼女が髪を払うだけで
みんな動きを止める
みんなの目が訴える「どうか私を襲わないで」
冷や汗をたらし 呼吸を荒げて震えるさまを見なよ
どの食物連鎖にも頂点が存在する
レジーナ・ジョージはステーキにかぶりつく
あいつは獣たちの女王
ひとの恐怖を嗅ぎつける
この生物圏で
彼女こそが頂点捕食者
雌ライオンさながら
ただ毛がないだけ
ちょっかい出したら終わり
彼女こそが頂点捕食者
ケイディ：
水場から
いじわるだった女の子たちが
ジャングルキャットを恐れる
ネズミみたいに散っていくわ
ジャニスがどんなにいい子でも
彼女にここまでの力はない
人々が文字通り すくみあがってる
ジャニスにこんなことはできないもの
彼女のあとについて歩きながら
群れが縄張りをマーキングするのを見る
私は被害者だった みんなの獲物でしかなかった
でも今は このたてがみを振り乱す
彼女は獣たちの女王
そして私はその群れの一員
乗りあいを許されたの
あの頂点捕食者に
正直ちょっと楽しい
だって彼女が爪を出すときに
私には危害が及ばない
なぜなら 頂点捕食者の仲間だから
勘違いもいいところだった
この新しいエキゾチックアニマルに
自分が護ってもらえると思うなんて
私が繁殖の脅威になりかねないと
彼女が少しでも悟ったら おしまいだわ
でも彼女はまだ知らない
ジャニス＆ケイディ：
まだ気づいていない
彼女は獣たちの女王
このやばい学校で
立てつかないほうがいい
あの頂点捕食者には
ケイディ：
それで私はある意味 彼女の友達
ジャニス：
でもある意味 彼女の獲物
ケイディ：
まったく、なんて日だろう
ジャニス＆ケイディ：
あの頂点捕食者と関わってしまった
彼女はその髪を編むのか
それとも心臓に食らいつくのか
どうしたら出し抜けるだろう
あの頂点捕食者を
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