ケイディ:
私は16歳 楽園に住んでる
ライオンとか鳥とか色々いるとこ
でも16歳だし それじゃ足りない
ひとりぼっちで、いや母さんと父さんはいるし
観察対象の動物もいるけど
正直いって、もう限界なの
サバンナの誰もわかってくれない
私の親友の誰も 手すら持ってないし
私には夢があって
炎のように魂に火を付ける
それをライオンたちに打ち明けようとしたけど
みんな噛みついてくるばっかり
一度でもこう感じたことはない?
自分以外のみんなは幸せで
みんなには友達がいる
自分よりもいい友達が
そう感じるようになったのはつい最近のことだけど
この気持ちは私の体を駆け巡って
咆哮をあげるの
雄叫びをあげる
ミスター・ヘロン:
ビンティ(″娘よ″)、残念ながら資金が尽きたからアメリカに帰ることになりそうだ
ケイディ:
そしたら肥満体の人間に会えるかも
ミセス・ヘロン:
あなたにとってはやりづらいかもしれないけど、ちゃんとした学校に通ってもらうことになるわ
ケイディ:
母さん、それなら大歓迎よ、みんなで新しいことに挑戦してみよう
テント暮らしの私たちには
冒険がお似合いでしょ
ミセス・ヘロン:
確かにね
ケイディ:
泣いてる暇なんてない
試してみたいことが沢山あるんだから
高校生活、スケートボード、ラップとか
あとスタバのヴェンティサイズのチャイ
一度でもこう感じたことはない?
まるきり新たな世界が自分を待っていて
幸せと友達をもたらしてくれる
冒険する勇敢な女の子のために
ちょっと怖くもあるけど とても爽快な気分
その咆哮
雄叫びをあげるの
雄叫びをあげる
オッケー、たぶん私のことが見えてなかっただけ
みんな小さな画面ばっかり見てるし
それに、混雑してるから
こんなに沢山のティーンで
ハァイ、ティーン!
ソニヤ・アクイノ:
ブロックするわ
ケイディ:
手強いのね
受けて立ちましょう
群れに加わろうとしてるんだから
バブーンみたいに、攻撃されるのは自然なこと
仲間の一員となる権利は 戦って勝ち取らなきゃ
生徒たち:
浮いてる奴がいる
ケイディ:
誰だって仲間が欲しいものでしょ 私みたいに
だからいずれは
私が勝つの
生徒たち:
あの新入り、かわいそうに!
ケイディ、(生徒たち):
私が勝利する (あんな子 無視!)
生徒たち:
一度でもこう感じたことはない?
ケイディ:
誰もが繋がりを求めてる
そりゃ、みんなにはすでに友達がいるだろうけど
それが一人増えるだけでしょ?
生徒たち:
おことわり!
ケイディ:
だって知ってるから
ケイディ、(生徒たち):
みんなこの感情を知ってる (私たちこの感情を知ってる)
ケイディ:
だから彼らの拒絶なんて気にしない
心の底では
生徒たち:
あんな子 無視!
ケイディ:
無視なんてできない
生徒たち:
あんな子 無視!
ケイディ:
この咆哮を
ミスター・デュヴァル:
ノースショア高校へようこそ!
0 件のコメント:
コメントを投稿