2023年9月10日日曜日

Tootsie - Jeff Sums It Up

ジェフ・スレイター:
そう昔でもない頃 とある男がいた
怒りっぽくて大人になりきれてない感じの
やる気はあるけど自己破壊的
文句を言いながらも人生を足掻いてた
そんな時に 男の野望と偶然的状況が
なんとも数奇なチャンスを運んできた
とはいえ誇大妄想狂で崖っぷちにいる俳優ぐらいしか
掴もうとなんて思わないようなやつだ
そんでまあ当然ながらその男
ああそうだ、お前のことだよ、いちおう言っておくと
そいつはドレスとカツラとハイヒールを身にまとい
なんと実際に役を勝ち取ってしまう
そんで驚いたことに ぜんぶがとても順調に運んだ
でもそれから そうだな、なんて言おうかね
お前はやらかした
マジでやらかした

拍手を貰って 名声も得たわけだ
けど実際のところそれはお前のもんじゃないよな
なのに今度は
お前を別人だと思ってる女と恋にまで落ちてる
忘れてるかもしれないから
お前が何者なのか 念のため教えてやろう
お前はやらかした男だ
マジでやらかしたんだ

いいかマイク、俺にはわかってる
チャンスの神様ってやつが 焦らしながら忍び寄ってきた時に
お前はそいつの金玉をわし掴むタイプの男だよ
んで彼が悲鳴を上げて「俺の金玉から手を放せ!」って言っても
お前は力を込めて握り続けちまう
でもそういう時こそだな
あれ 何の話してたんだっけか

まあとにかく 言ってることはわかるだろ
お前はヘマしたんだ 伝説的失敗だ
こんなこと言いたくはないよ
「ほら言ったろ」って言えて嬉しいなんて
でもめちゃくちゃ嬉しいわ
ほら言ったろ!
俺言ったよな!
だから言ったじゃんか!
お前はやらかした
マジでやらかした

お前は終わった

マイケル:
俺は終わった

ジェフ:
選択を間違えた

マイケル:
選択を間違えた

ジェフ:
お前は勝負に負けた

マイケル:
俺は勝負に負けた

ジェフ:
狂気の沙汰("インセイン・イン・ザ・メンブレイン")

マイケル:
あれいい歌だよな

ジェフ:
重大な誤作動だ

マイケル:
ぜんぶ台無しにしちゃった

ジェフ:
まるでヒンデンブルク号の船長

マイケル:
"Oh, the humanity"(ヒンデンブルク号爆発事故時のレポーターの有名な言葉)

ジェフ:
やっちまったな

マイケル:
その通りだ

ジェフ&マイケル:
バンパー・カーのタイヤが外れた

ジェフ:
惨めな大失敗(しっちゃかめっちゃか)
お先真っ暗
お前はやらかした(もう何もかもダメっぽい)
お前─ ボールチェンジダンスだ
お前はやらかした
お先真っ暗だ
お前はやらかした
よし ファン・キック!
バッファロー・ステップ!バッファロー!シャッフルからのバッファロー!
ジャズ・ハンズ!ジャズ・スクエア
(ジェフ!ジェフってば!)

マイケル:
ジェフ!静かに!

マイケル(ドロシーの声で):
もしもし? こんにちは。
あらぁ! ええそうね、楽しみだわ!
ありがとう!

マイケル:
ジェフ! 劇の演者達がジュリーの歌を聴きに行くらしくてドロシーも招待された。俺がジュリーにキスしてから彼女には避けられてるわけだけど、彼女はドロシーを信用して男に求める理想を打ち明けたりもしてる。だろ? つまり俺がマイケルとしてジュリーに会えば、そういう情報をうまく使って俺に惚れさせることができるはずだ。それで彼女とドロシーの仲も修復すればいいんだ!

ジェフ:
幸運を祈る!
神のご加護を、マイク
本当に心の底から成功を祈ってる
そうだな、俺も一緒についていこう
倫理的サポートのためにな
だって友達だからさ
でもまあ理由のほとんどはただ興味があるからだ
お前がこれからどうやらかすか


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